((((;´・ω・`))) うわ、ほぼ1年ぶりのブログ。。。
小学生の保護者のみなさんは、学校から毎日出される宿題のマル付けをされているかと思います。 (私もその一人です^^;) そして中学では、宿題のワークは自分で回答を見てマル付けするという課題が課せられます。 私はこれ、あまりよろしくないやり方だと思ってます。 なぜなら、 子供が『マルをもらう(マルをする)』ことを目的にする ようになってしまうからです。 宿題は、全部マルが付くまで終わらない。 逆に言えば、マルが付いたらそこで『終わり』です。苦難から逃れられます。 本当は、「間違えた問題から何を学んだか」が大事なのですが、 そこまで意識を高く持てる子供はほんの一握りでしょう。 宿題の本当の目的は ・学校で習ったことを復習し、頭に定着させる ・わからなかったところをわかるようにしておく です。 これができれば「勉強した」と言えるのですが、 「マル」が目的となった途端に宿題はただの「作業」と化し、何も身につかなくなります。 宿題の目的は何か、ということを子供に意識させるような指導を、 なるべくご家庭でも実施していただきたいと思います。 個別指導かわべ学習舎のホームページは>>コチラから 無料体験学習受付中です! スポンサーサイト
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『わかる』と『できる』は違います。
簡単に言うと、 『わかる』:教科書の内容を理解する 『できる』:テストで点数が取れる です。 で、学校の成績や高校入試においては、『できる』かどうかが評価の対象になります。だってテストで評価しているわけですから。 なので保護者の方々も、子供が『できる』ようになることを望んでいるし、学習塾は生徒が『できる』ようになるための指導をします。 「えっ、でも、教科書の内容が『わかる』から、テストが『できる』ようになるんでしょ?結局同じことじゃない?」 いいえ、違います。 例えば、足し算が『わかる』とは、「足し算とは何か」を理解していることであって、「足し算の計算ができる」ことではありません。 「りんごが6ことみかんが8こあります。ぜんぶでいくつあるでしょう?」 のような問題の場合、頭の中で りんご6こ みかん8こ ●●●●●● ○○○○○○○○ |_______________| あわせて14こ という絵が浮かべば、その子は足し算を理解していると言えるでしょう。 しかし、もし学校や塾の先生が 「問題文に”ぜんぶで”があったら、問題文に出てきた数字を足せばいいんだよ」 と教えていたら、どうでしょう? 子供は、足し算の概念がわかっていなくても、 言われた手順のとおりにするだけで、正解を出すことが『できる』のです。 つまり、学ぶべきことの本質を理解していなくても、解答の手順を覚えてしまえば、テストの点数は上がります。 成績アップ保証などを謳っている塾では、そのようなテクニックを教えているのでしょう。(まあ推測ですけど) 果たして、 それが本当に「生徒のため」と言えるでしょうか? ペガサスはこれからも、生徒に『わかる』喜びを教えます。 |
2020年度から、小学校でも英語が「教科」として導入されます。
それを踏まえて今、「早いうちから英語教室とか行かせたほうがいいのかしら?」と考えている保護者のみなさんも多いかと思います。 もし私がそのように相談されたら、 『その前に、まずは国語をしっかり勉強してください!』 と答えます。 まず前提として、たかが中学高校の授業で英語を勉強したくらいでは「英語ペラペラ」にはなりません。 もし将来グローバルに活躍できる英会話力を身につけたいならば、毎日英語漬けの生活にしなければなりません。一番よいのは英語圏の国で数年間暮らすことです。それは大人になってからでも十分間に合います。 なので、ほとんどのお子様は 『高校・大学受験のための英語』 あるいは 『一般的に困らないくらいの英語力』 を身につけるのが当面の目標となります。 当然ですが我々は、日本で生まれ日本で育っている以上、脳内思考は常に日本語です。英語の読み書きにおいても、常に頭の中で日本語との変換が行われているはずです。 例えば英作文の場合、脳内は次のような処理が行われています。 ① 日本語を文節で区切り、品詞・主述・修飾関係を分析する ② 英語の文法に従って変換・並び替えをする ③ それぞれの単語を英訳する なので、たとえ英単語をたくさん知っていたとしても、①②ができなければ正しい英文は書けません。 そして、①②で必要なのは、 文章の構造を理解できる『国語力』 なのです。 長文読解においても、そもそも日本語の文章が読解できないような国語力では、英文が読解できるはずはありません。 英語ができるようになるためには、まず土台となる国語ができるようになることが必要条件なのです。なので小学生のうちは、英語の前に国語を優先的に強化してください。 ※ただし、全く英語に触れないままで英語の授業が始まると、単語を覚えるだけでも大変な労力になってしまうので、「英単語の発音や綴りに慣れておく」という意味で英語を習わすのであれば、私は賛成です。 ここからは私見ですが、 英数国理社5教科の中で、(受験においてではなく)将来的に役立つものという意味では、英語の重要度は一番低いと私は考えています。なぜなら英語は、人間の思考や行動に影響するものではなく、一部のシチュエーションで使われる「ツール」に過ぎないからです。しかも今ではgoogle翻訳などの「もっと便利なツール」に置き換えることができます。 それよりも、 ・思考や表現のベースとなる【国語】 ・論理的思考を身につける【算数・数学】 ・身の回りの現象が理解できる【理科】 ・世の中の仕組みが理解できる【社会】 これらをしっかりと勉強し、これからの人生に役立ててほしいと思います。 |
高校入試と期末テストが丸かぶりする(私にとっての)二重苦からやっと開放されました。。。
さて、今年の神奈川公立入試は、社会と数学が難化して涙目になった子が多いようですね。でも大丈夫!あなたができなかった問題は、周りの子もできていません。一方、記述解答が大幅に減って選択式の問題が増えたため、誤字脱字やケアレスミスによる減点も少なく、普段の実力通りの結果が出たのではないでしょうか。あとは結果を待つのみですね。 私も毎年受験生を見てきていますが、彼らに必ず当てはまる法則があります。それは 『目標を明確にした子は、とたんにスイッチが入り、最後は必ず成績が伸びている』 ということです。 【具体例1:T君】 金属加工に興味を持っていた彼は将来もその道に進むと決意。工業高校に目標を定めて勉強し、内申点が+5点アップ! 【具体例2:Hさん】 本が好きだった彼女は、学校での職業体験を機に「司書になる」と決意。資格が取れる大学へ行くため、より進学率の高い高校を目指し猛勉強して、内申点が+5点アップ!高校でもクラスで上位の成績を残しています。 【具体例3:Sさん】 全公立展の頃は「○○高校でいいかな~」と言っていたが、彼女の実力からしてまだ伸びると考えていた私が「△△高校も狙えるぞ!」とハッパをかけた。本人はノーマークだったが、学校説明会に行ってみて△△総合がえらく気に入ったらしく、そこから勉強のスイッチが入り、内申点が+4点アップ!あとは2/27の結果待ちですが、十分合格圏内と思ってます。 というわけで、私は生徒たちに「自分の将来」を考えてもらうような雑談を節々に入れたりしています。いわゆる『やる気スイッチ(®スクールIE)』探しです(^^;) 頭ごなしに「勉強しなさい」と言われて「よし、やるか!」って思える子供なんて一人もいませんよ!保護者のみなさま、子供はうまくノセてあげて、自分の意志で勉強に取り組めるようにサポートしてあげてください。 |